添乗員日記

越前ガニを食べに行く！ 1泊2日【ツアー日：2025/2/4～5】

　皆さまこんにちは！太平ツアーでは旬の旅をお届けしています。今回はこの時期ならでは！のタグ付きブランドガニを食べに行こう！企画を作り、福井・石川へ行ってきました。
　この週は大寒波到来で、出発した東京は晴れていたものの次第に車窓から雪が見え始め、福井に着くと大雪でした。今シーズン最強の寒波です。交通機関が動いていたので、新幹線は予定通り到着。現地バスドライバーさんと天候状況など細かく打合せしながらスタートしました。
　最初に向かった永平寺は、今から約760年前に道元禅師によって開創された出家参禅の道場です。曹洞宗の大本山として知られていて、今も200名あまりの修行僧が修行に励んでいるということです。雪の参道を通り広い境内へ。大広間の天井絵や法堂などを見学、神聖な雰囲気を感じました。大庫院には撫でると料理上手になると言われている大すりこぎ棒もありました。料理上手になれますように・・・！雪は降っていましたが風はなく、シンシンと降る雪と静寂の中の永平寺が素晴らしく白黒の絵葉書のよう。ずっと見ていたい景色でした。

　それから越前町に向かい、越前海岸そばにある「岩本屋旅館」へ早めにチェックイン。温泉でゆっくりした後はメインの越前がにの夕食の時間です。やっぱり『越前がに』は越前町で食べてこそ！ということで、越前ガニフルコースをいただきました。黄色いタグが本物の証です！メニューは、茹でがに、カニしゃぶ、カニ刺し、カニ天ぷら、刺身盛、カレイの煮つけ、小鉢、カニの生みそ雑炊とまさにカニ尽くし！新鮮で甘いカニはとっても美味しく、カニしゃぶやカニ刺しなども絶品でした。皆さんだんだんおしゃべりも少なくなり黙々とカニを食べて食べて、、、至福の時間です♪最後のカニ雑炊まで、カニ尽くしを堪能でき大満足でした！

　翌日は雪の状況もあり早めに金沢へ移動し、兼六園を見学しました。兼六園は、岡山の後楽園、水戸の偕楽園と共に「日本三名園」の一つと称される、江戸時代の代表的な林泉廻遊式庭園です。なかなか見られない冬の雪吊も素敵で、大雪のなかではありましたが、素晴らしい景観を見てまわることができました。吹雪く中での兼六園、貴重な体験でした。

　その後は金沢の台所と言われる近江町市場に移動し市場散策や、名物のど黒定食のランチをいただき、東京へ帰ってきました。冬の北陸の旅もいいものですね。そして豪雪とカニ！忘れられないツアーのひとつになりました！ご参加いただきましたお客様ありがとうございました。
添乗員：瀬谷