添乗員日記
diary
山楽教室「北アルプス 北穂高岳」【ツアー日:2020/08/06~08/08】
いつもご参加頂き有り難うございます。毎日筋トレを続けて、やっと懸垂を10回以上できるようになった北田です。
8月6日から2泊3日で北アルプスの北穂高岳を目指してきました。登山口の上高地は、天気も良くバッチリ河童橋から穂高連峰を望むことができ、みんな明日はあの山へ挑戦できる♪とウキウキで一日目に宿泊する横尾山荘に到着しました。
集合時はしっかりマスク着用
雄大な穂高連峰
穂高連峰と怪しい北田
翌朝、天気予報が変わり朝から雨の中、登山をスタートしました。雨は止むどことか雨音をたてて強さを増すばかりでした。全身ずぶ濡れになり気持ち的にも疲れました。涸沢に着くと雨と風が強くなるので、武川ガイドから北穂高岳は諦めようと言われました。行きたかったですが、正直服も体も濡れて肉体的にも疲れ気持ちも切れている状況で岩場や梯子を登るのは危険だと思いました。皆さんも納得され、急遽涸沢小屋に宿泊することになりました。
結局、雨は止むことなく次の日の朝も降り続け、下山も雨の中歩きました。しかし、上高地に着くと雨も止み、連休初日ということもあり多くの登山客や観光客で賑わっていました。コロナの影響で観光客も例年より少なく、山小屋も例年の3割程度と横尾山荘の山田さんも話して下さいました。
山が空が水がキレイ!
前穂高岳です
とってもキレイな横尾山荘
地味に揺れて怖いです…
涸沢カールの残雪
今回のピークで集合写真!
涸沢カールとなんかダサい北田
たまにはスタッフだけで記念撮影。(武川理事長、宮城ガイド、北田)
美味しいぃ!徳澤園の山のカレー!
今回、北穂高岳の山頂には立つことはできませんでしたが、諦める大切さも学ぶことができました。添乗員としては何とか行程通り遂行しないと!と言う気持ちが強くなりますが、やはり自然には抗うことはできないと改めて感じました。
またお客様一緒にいて、無理に危険を冒すのではなく生きている限り、何度でも挑戦するチャンスはあると思えるようになりました。そして何より私より悔しいはずのお客様が誰一人文句も言うことなく我々の指示に従って頂けたことに感謝したいです。次こそは、皆で北穂高岳の頂きに立ちましょう!ご参加頂いたお客様、ありがとうございました。