添乗員日記

おわら風の盆 1泊2日【ツアー日：2024/9/3～4】

　皆さまこんにちは。9月に入って1本目の太平ツアー「おわら風の盆」へ、1泊2日で行ってまいりました。昨年初めておわら風の盆を観て街の雰囲気と踊りが素敵だなと感じまして、これはもうより多くの方に観てほしいと今年も企画しました！
　早朝からバスで富山まで移動し、踊りの前に富山観光をしました。富山は薬とガラスの街としても知られていて、胃腸薬「反魂丹（はんごんたん）」を製造販売している池田屋安兵衛商店や世界的建築家・隈研吾氏が設計を手掛けた建物が印象的な富山市ガラス美術館を巡りました。美術館では常設展もあって綺麗なガラスアート作品にも触れることができました。

　続いておわら風の盆の会場へ。おわら風の盆は富山県八尾町で、毎年９月１日から９月３日の間に行われる伝統行事で、なんと３００年以上の歴史があるというから驚きです。だんだんと日が落ち、ぼんぼりが並んだ街の雰囲気が幻想的でとっても素敵です。おわら風の盆は11の街がそれぞれ独自のルートで輪踊りや街流し、歩きながらと踊り出します。いつどこで始まるか分からないのですが人が集まっている場所に移動しながらタイミングよくいくつかの踊りを観ることができました。三味線や胡弓の音に合わせてしっとりと踊る姿は情緒があり、男性の踊りもまた特徴があってよかったです。街ごとに踊りも違うのでその違いも楽しむことができて、ぜひ現地で観ていただきたい踊りだなと感じました。

　翌日は「富岩水上ライン」運河クルーズを楽しんだり、道の駅なめりかわで名産品のスルメイカ加工品等のお買い物をして帰路につきました。天気にも恵まれ、風情あるおわら風の盆と富山巡りを満喫できた2日間となりました。ご参加いただきましたお客様ありがとうございました。
添乗員：瀬谷